解決事例フォーマット

依頼者の年齢・性別

70歳(事故当時)・女性

事故内容

加害者車両が右折する際、被害者自転車に接触し、同自転車を転倒させ、被害者に外傷性くも膜下出血、急性硬膜下血腫、右側頭骨骨折、気脳症、右混合性難聴、頚部捻挫、左肩関節捻挫、腰部捻挫の傷害を負わせたもの。

受傷部位

外傷性くも膜下出血、急性硬膜下血腫、右側頭骨骨折、気脳症、右混合性難聴、頚部捻挫、左肩関節捻挫、腰部捻挫

等級

11級5号(既存障害14級3号)

被害者の職業

主婦

事故分類(自動車・自転車等)

自動車対自転車

事務所の活動

本件での一番の争点は、逸失利益の金額であった。当職としては、難聴になったために家事労働(被害者は主婦)に支障が生じた旨主張していたのに対し、加害者は、家事労働に聴力は必要なく難聴によって家事労働には何らの支障がない(仮に、支障があったとしても、後遺障害の等級が予定している労働能力喪失率は適用されない。)といった主張をしていた。
当職は、その点について適切に主張し、最終的には等級が予定している労働能力喪失率(本件では、15%(11級の労働能力喪失率20%と14級の労働能力喪失率5%の差))を獲得できた。

事務所が関与した結果

上記のとおり、聴力と家事労働における労働能力喪失率との件で適切に主張した結果、裁判所の和解において、適切な賠償額を獲得できた。

解決のポイント

正直な話、加害者が家事労働に聴力が必要ないといった主張をした際には、目を疑った。裁判所和解案が適切なものでよかったと思っている。

受任から解決までの期間

1年8か月

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